強くなってきた日差しを浴びて、里の家の木々の緑も青さを増してきました。
びわと柿の葉っぱでお茶づくりをしました。
メニュー
・柿の葉寿司(五目寿司-にんじん、干ししいたけ、ごぼう、のり)
・お吸い物(わかめ、豆腐、しめじ、たまねぎ)
・小じゃがいもの甘辛たれ
・どくだみ茶
●10:30はじまりの会
・自己紹介
・手遊び・わらべうた
●10:45 畑へ移動
・いんげんの苗植え
苗にお水をあげます「大きくなってね~」
畑から母屋に戻る途中、柿の木の下で三つ葉を積んでもらいました。
・葉っぱを摘む
母屋の裏に柿の木とビワの木があります。
ビワの木はちょっと高いのでスタッフで葉っぱを摘み、
柿の木の低い枝のところで親子で葉っぱを摘んでもらいました。
葉っぱを洗って干します。
水を張った大きなボウルに葉っぱを入れ、子どもたちに洗ってもらいました。
水遊び気分で楽くって、ばちゃばちゃと・・・結構びちょびちょになりましたケド。
葉っぱを1枚1枚丁寧にこすって水の中で汚れを落とし、
ぱっぱと、水を切ってざるにのせてみせると、
子どもたちもまねをして上手にお手伝いしてくれました。
こうして1週間ぐらい陰干しします。
季節の野草はたくさん干しておいて、お茶として飲んだり、風呂に入れて楽しめます。
今回は、お茶にするのと、ビワの葉っぱは虫さされ液にもしようと思います。
◎ビワの虫さされ液の作り方
干して乾燥したビワの葉を焼酎に3週間ほど漬けます。カット綿やガーゼに付けて虫さされ部位に使います。
●材料
ビワの葉(乾燥)・・・10g
焼酎・・・500ml
●昼食
普通柿の葉寿司といえば、鮭やサバのお寿司ですが、柿の葉の殺菌力と、葉のもつ成分には、魚の身をうまく絞まらせ、熟成させる力があり、海のない奈良の吉野地方で、大切に、長く味わうものとして魚料理を工夫するための人々の知恵として利用されていたようです。
今回は柿の葉寿司といっても、四角くきれいに包んだ本格的ものではなく、
季節の気分だけ味わおうということで、柿の葉をお皿にして、その上に五目寿司をのせた簡単なもの。
緑も鮮やかで、きれいと好評でした。
じゃがいもは水窪地方の地芋の種イモを植えて畑で作って今回収穫したもの。
ころころと小さくてかわいいので、お団子みたいに串にさして
作っておいた甘辛いたれをからめていただきました。
そして今回はご飯が少しお焦げができてしまったので、
スタッフのちほさんが、それを集めて網であぶってお焦げせんべいを作ってくれました♪
●野草茶(今回はどくだみと玄米)
2週間前にきょうちゃんが干しておいたどくだみを使ってどくだみ茶も煎じて飲みました。
炒った玄米を混ぜたので、わりと飲みやすく、子どもたちも麦茶気分で飲んでくれました。
◎作り方
玄米をこんがりと香ばしく炒る。(玄米がはぜてきます。)干した野草茶をひとつかみ(10g)をいれ、水3合を鍋ややかんに入 れ、弱 火で2/3量になるまで煮詰めます。漉して飲みます。
*干した野草も軽く炒ると風味が増します。
どくだみは古来より、民間薬として利用されてきました。
漢方名を「十薬」ともいうそうで、いかにも体によさそう。
煎じて飲料することにより、便秘症、風邪、蓄膿症、耳鳴り、胸の痛み、のぼせ、胃酸過多、高血圧、動脈硬化、冷え性などなど数え切れないほどの効能があるそう。
毎年やたらと、わさわさ生えてくるどくだみ。
昔はくさいし、いやだな~と思っていたけど、
今では捨てられません。
急に白い花も清楚に美しく見えてきます(*^_^*)
●お散歩-田んぼへ・・自然観察
田んぼに水を供給している湧水です。
みんなに触ってもらいました。
つめたいねー
蒸し暑さもちょっと、クールダウン。
田んぼで自然観察。
オタマジャクシを見つけた子どもたち。
オタマジャクシからカエルになったばっかりのまだしっぽの付いているカエルを発見!
里の家に戻り、さよならの会。
・絵本の読み聞かせ